テクニカル指標「RSI」の有効性 ー投資戦略ー

 こんにちは。KING-株です。
 今回は「テクニカル指標 RSI の有効性」というテーマで検証を行いたいと思います。
 そもそも「RSI」って何?と思われる方もおられると思いますので、超簡単にですが説明させて頂きます。
 「RSI」とはテクニカル指標の1つで、指数や銘柄の「買われすぎ」「売られすぎ」を判断するために使われるオシレーター系のテクニカル指標です。買いが強く、株価が上昇しますと「RSI」の数値も上昇し、反対に売りが強く、株価が下落しますと数値が下がります。数値が100%に近くなるほど「買われすぎ」となり、0%に近くなるほど「売られすぎ」となります。一般的には70%~80%以上で買われすぎ、20%~30%以下で売られすぎと判断されています。
 「RSIの数値が20%を下回り売られすぎなのでそろそろ買ってみよう。」
 「RSIの数値が80%を超えており、買われすぎなので手仕舞い(空売り)しようかな。」
などと言った判断が可能になります。

 さて、この「RSI」ですが本当に数値を信じてトレードを行っても良いのでしょうか?数値の信頼度はどのくらいか?と言う疑問から「RSI」の有効性を検証したいと思います。仮に有効性のあるテクニカル指標と確認できれば投資判断にする1つの材料として自信を持って使えます。またシステムトレードで使う売買ルール作りのアイディアとしても参考にして頂ければと思います。

 まずは「売られすぎ(買い戦略)」の検証です。検証ルールは「RSI]の数値が20%以下で買い、50%を超えたタイミングで売り。という逆張りの売買ルールで検証します。市場によって傾向に違いがあるかもしれませんので、市場ごとに分けて検証します。



 


 まずは東証一部の検証結果です。勝率66、15%、平均損益1.44%となりました。何よりも驚いたのが、綺麗な右肩上がりの資産曲線です。年単位で見ますとリーマンショックとコロナショック時はさすがに負け越していますが、その他の年では負けはありません。これを軸に改良する事で良い売買ルールができそうですね。



 続きまして、東証二部の検証結果です。勝率62.89%、平均損益は1.03%となっており、こちらも東証一部の検証結果に負けず劣らずです。2007年~2009年頃がもたついていますが、直近は綺麗な資産曲線となっています。東証二部銘柄は他の市場に比べて値動きが小さい傾向にありますので、平均損益はどうしても小さくなってしまいます。



 最後はマザーズ、ジャスダック市場の新興銘柄を対象に検証した資産曲線となります。勝率62.42%、平均損益1.28%となり、こちらも右肩上がりの好成績となりました。

 どの市場も予想以上の好成績となり驚きました。ただ、1つ気になりますのは保有日数です。どの検証結果も平均保有日数が22日位となっています。買い付けを行ってから株価が直ぐに反発する時もあるでしょうが、反発まで時間のかかる時の方が多い結果となっています。買い付けてから2,3週間後に手仕舞いする戦略ですね。


 では反対に「買われすぎ(空売り)」について検証します。検証ルールは「RSI」の数値が80%以上で空売りを仕掛け、50%以下で買い戻す。という売買ルールで検証します。東証二部や新興市場は空売り出来る銘柄が少ない為、東証一部のみ検証を行います。


 こちらが検証結果になります。勝率62.46%、平均損益はマイナス0.02%となりました。勝率はそこそこ高いですが、平均損益はマイナスとなり資産曲線も右肩上がりとはいえませんね。株価の下落タイミングを計るには「RSI」は不向きかもしれません。


  まとめ

 ・「RSI」は逆張りに有効性のある指標。
 ・買い戦略に有効で空売りには不向き。
 ・すぐに反発しない事もある為、保有日数が長い。
 ・暴落には注意。

 以上が検証結果となります。皆様の投資戦略、売買ルール作りの参考になれば幸いです。



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