テクニカル指標「MACD」の有効性 ー投資戦略ー

 こんにちは。KING-株です。
 今日はテクニカル指標「MACD」の有効性というテーマで検証したいと思います。
 先ずはじめに「MACD 」とはどんなテクニカル指標なのか?という説明を簡単にさせて頂きます。「MACD 」はトレンド系のテクニカル指標に分類され、主に順張り戦略に使用するテクニカル指標です。「MACD」にはマックディ線とシグナル線の2本のラインが引いてありまして、このラインが下から上に交差し上抜けしたタイミングが「買いシグナル」。反対に上から下に交差して下抜けしたタイミングが「売りシグナル」と判断し使用します。タイミングが分かりやすくとても使いやすいテクニカル指標です。
 3つのEMAの数値を調整する事が出来まして、主に12日、26日、9日、とパラメータをそのまま使うことが多いです。
 この「MACD」ですが、相場にトレンドが出ている場合には有効に機能しますが、横ばいの相場ではダマシが多く出てしまうという欠点があります。また株価の動きが、短期的に激しく上下すると機能しづらくなります。
 投資家から人気のテクニカル指標「MACD」ですが、有効性があるのであればこのまま使い続けて良いですが、有効性確認されないのであれば間違った使い方となってしまいます。

 ではこの「MACD」の有効性について検証してみましょう。
 検証期間は2000年から2020年の21年間。マックディ線がシグナル線を上に抜けたタイミングで買い、反対にマックディ線がシグナル線を下に抜けたタイミングで売る。というルールで検証します。大型株、中型株、小型株と3つに分けて検証してみました。


  こちらが大型株の検証結果となります。勝率39.09%、平均損益が0.02%となっており、お世辞にも右肩上がりの資産曲線とは言えません。大型株とMACDの相性は良くないように思います。

 続きまして中型株の検証結果です。勝率39.27%、平均損益が0.22%となりました。大型株の検証結果と同じような資産曲線の形となりましたが、こちらの検証結果のほうが随分と良くなりました。

 最後は小型株の検証結果です。勝率39.48%、平均損益0.41%となりました。こちらの検証結果は大型株、中型株とは違い右肩上がりの資産曲線となり有効性があるように思います。「MACD」は小型株と相性が良いようです。

 勝率はどの検証結果も40%弱となり、順張りとしてはまずまずの勝率ですが、平均損益に差がでました。この結果から分かることはテクニカル指標「MACD」は大型株には相性が悪く、小型株には機能しやすいと言う事です。理由として、大型株は上がったり下がったりの動きが多く、機能しづらい。小型株は一方通行の動きが多く、株価が上昇し始めると上がり続ける傾向が強いので「MACD」が機能しやすいからだと考えられます。
 「MACD」を使ってタイミングを計る時の銘柄選びは小型株に有効です。また他のテクニカル指標等を組み合わせて使うことでより精度を高めることが出来ると考えられます。
 
 以上が検証結果となります。皆様の投資戦略、売買ルール作りの参考にしていただければと思います。




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