ゴールデンクロスは買い?? -投資戦略-

「ゴールデンクロス」とは短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に抜けた(クロスした)タイミングで買いつける、という買いシグナルの1つです。有名な指標ですが、有効性のある買いシグナルなのでしょうか?
 5日移動平均線を短期線、25日移動平均線を長期線、この2本の移動平均線を使って検証してみました。

 これは東証一部の銘柄を対象に移動平均線がゴールデンクロスしたタイミングで翌日に買いつけ、反対に移動平均線がデッドクロスしたタイミングで翌日に売る。という売買ルールで2000年~2019年までの19年間を検証した資産曲線になります。
 右肩上がりの資産曲線にはなっておりますが、上げ下げがきつく安定していない感じですね。これでは「ゴールデンクロスは買いだ!!」とは自信をもって言えません。

 次はジャスダック、マザーズ、の新興株で検証してみました。
 こちらはマイナスの資産曲線となりました。意外な結果です。新興株は、株価が一度騰がり出すとしばらく継続するイメージがありましたので良い結果を期待しましたが有効性は見られませんでした。
 「ゴールデンクロス」の買いシグナルで売買をする場合は、新興株より東証一部の銘柄を売買する方がチャンスがありそうです。

 先ほどの東証一部の銘柄で検証した資産曲線ですが、市場のトレンドに大きく影響しているように思えました。そこで今度は、「相場が上昇トレンドの時に上昇トレンドの銘柄を買う」という条件を追加して検証してみました。

 どうでしょうか??
 損失が出ていた期間のトレードが無くなり、前より資産曲線の凹みが小さくなりました。平均損益率も上がり随分と良くなったと思います。「ゴールデンクロス」で買いという戦略は順張り系の売買ルールとなり、株の保有期間が比較的長くなります。ですので市場や個別銘柄のトレンドが影響しているようです。
 このように「ゴールデンクロス」という1つの指標だけでなく他の指標と合わせて検証する事で成績が改善されました。
 この結果から、「上昇トレンド中にゴールデンクロスのサインが出た東証一部の銘柄を買う」という投資戦略は有効性がありそうですね。

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