12月の相場傾向 ー株価傾向ー

 こんにちは。KING-株です。
 今回は12月の相場傾向について検証したいと思います。12月の相場傾向を理解し、12月相場を有利に乗り切りましょう。

 12月の相場傾向として個人投資家による節税対策の売りが強まりやすい月となります。含み損を抱えている銘柄などは売ってしまい利益と相殺し税金を少しでも安く済ます、または損失分を確定申告し、繰越控除で来年の節税をします。そのため12月は売りが強まりやすくなります。
 そして12月後半からは機関投資家はクリスマス休暇に入ります。休み前にはポジションを整理するため売り圧力が強まります。
 ポジティブな情報として12月は新規上場する企業(IPO)が多くなる月となりますので新興市場が盛り上がりやすい時期となります。また12月には「掉尾の一振(ちょうびのいっしん)」と呼ばれる相場アノマリーがあり、12月下旬から年末にかけて株価が上昇しやすいという傾向があります。


 このような特徴を踏まえて12月の相場傾向を検証したいと思います。
 検証ルールは12月始めの営業日に株を買い付け、25日後に手仕舞いするというルールで検証します。市場ごとに株価傾向が解かりやすいように、東証一部、東証二部、新興市場に分けて検証します。



こちらの検証結果は東証一部銘柄を対象に検証を行った資産曲線になります。勝率52,91%、平均損益は0,34%となっております。勝率50%以上、平均損益はプラスとなっていますので上昇傾向といえるでしょう。2018年は12月に暴落が起きたため資産曲線が大きく下落しております。



 続きまして東証二部の検証結果です。勝率49,59%、平均損益はマイナス0,09%となりました。資産曲線は東証一部の検証結果に似ていますが、平均損益はマイナスとなってしまいましたので上昇傾向とはいえません。



 こちらの資産曲線は新興株の検証結果になります。勝率48,13%、平均損益は0,11%となりました。こちらは上昇傾向にありますが、成績がいまいち良くありません。

 3つの検証結果を比べますと、12月の投資先は成績が一番良かった東証一部銘柄がおすすめと言えるでしょう。12月はIPOの多さから新興市場が盛り上がると書きましたが、検証結果からは盛り上がりは限定的となりそうです。強いマイナス傾向はありませんので売り戦略はおすすめできません。


 12月下旬から年末にかけては株価が上昇しやすいとアノマリーについて検証しました。検証ルールは12月20日ごろに株を買い付け、7日後に手仕舞いするというルールとします。



 東証一部銘柄を対象に検証した資産曲線になります。勝率59,31%、平均損益は1,07%となりました。右肩上がりの資産曲線となっており、株価は上昇傾向にあります。保有日数も7日間と短く、使いやすい投資戦略かと思います。年末のアノマリーは有効という結果になりました。


  12月相場のおすすめ銘柄を紹介します。

 ・サムコ(6387)
 ・エディオン(2730)
 ・ピエトロ(2818)
 ・エレコム(6750)
 ・トランザクション(7818)

 どの銘柄も勝率80%以上で高勝率となっております。

 以上が検証結果となります。皆様の投資戦略、売買ルール作りの参考にしていただければと思います。


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