「夏枯れ相場」 ー株価傾向ー

 こんにちは。 KING-株です。
 本日は「夏枯れ相場」についての解説です。  
 「夏枯れ相場」という言葉を聞いた事があるでしょうか? 「夏枯れ相場」とは文字通り、夏に相場が枯れるという事ですね。
 夏になると国内外の機関投資家や個人投資家などの市場関係者たちは長期休暇を取り始めます。その影響から市場参加者が減り、出来高が極端に減少し相場は閑散、方向感に乏しい状況となります。
 日本の株式市場は外国人投資家の参加者が6割以上を占めていますので、外国人投資家が夏休みに入ってしまいますと相場が閑散としてしまうわけです。
 それに続き、8月は国内の投資家もお盆休みに入るため市場参加者は少なくなります。

 それでは7月、8月の相場傾向を検証し株価の動きを見てみましょう。


 これは7月の検証結果です。
 東証一部上場の全銘柄を対象として、月初めに株を購入し、月末に手仕舞いした時の資産曲線となります。
 ここ2,3年は上昇傾向も見られますが、長期的には下落傾向にあります。7月の株価は下がりやすいという事が分かります。
 

 続きまして8月の検証結果です。
 売買ルールは7月と同じタイミングで検証しています。
 8月も下落傾向の資産曲線となりました。8月も株価は下がりやすいという事が分かります。

 
 7月、8月は全体的に見て株価は下がりやすい傾向にあります。外国人投資家達が夏休みに入る前に持ち株を整理していることも原因の1つと言えるでしょう。
 また下がった株を買い向かう投資家たちもいませんので、株価は下がりやすいのです。
 ただ勝率を見ますと、7月、8月共に40%となっております。株価が上がる銘柄より下がる銘柄の方が少し多いという水準で、上昇している銘柄もたくさんあるという事ですので、この時期の運用成績は銘柄選びが重要となりそうです。
 個人的な意見ですが、市場参加者が減り出来高がない相場ですので、逆張りより順張りの投資戦略が上手くいくと考えております。

 また他の有効な戦略としまして、「デイトレ戦略」をおすすめします。
 「デイトレ戦略」は基本相場の動きに影響ありません。上昇トレンドでも下落トレンドでも関係なく、その日が「デイトレ買い」なら陽線、「デイトレ空売り」なら陰線であれば利益となります。
 7月、8月は下がりやすい相場です。保有期間が長くなるほど負けやすくなりますので、短期決戦が有効です。大きな利益は望めませんが、小さな利益をコツコツと手数勝負で良いのではないでしょうか。




 

 こちらは日経225採用銘柄を対象に検証した「デイトレ買い」戦略のバックテスト結果となります。検証銘柄数も少なく、ボラティリティも小さいですのでトレード利益は少ないですが、右肩上がりの資産曲線ですので戦略としては有効ですね。
 株価が下がりやすい相場状況では株を長く保有せず短期決戦で勝負してみてはいかがでしょうか。

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